個人鑑定を受ける方向けに、宿曜星占術って、占いって、こんなものですよ!という紹介を書きました。ここから説明していると、時間が勿体無いので。
取り急ぎ作ったので、これから加筆修正していく予定です。
▼それではどうぞ▼
宿曜星占術は、旧暦を使った東洋の占い。
インド星占術が中国へと渡ったものを、その的中率に驚いた空海(真言宗の開祖)が日本に持ち込んで、お坊さんの間で伝えられてきた占いです。
かつての日本には、占いといえば「陰陽道」と「宿曜道」の2つしかありませんでした。西洋の医学が浸透するまで、日本では病気の治療は占い師が担っていました。「占いで”診断”して」「祈祷で”治療する”」が必ずセットでした。
江戸時代に入って、宿曜は計算のズレを指摘され、”当たらない”との噂が広まり一気に廃れてしまいます。その後、四柱推命・西洋の星占いをはじめ様々な占いが日本に入ってくるようになりました。
現代の宿曜は、昭和に入って再研究されたもの。
占いがお好きだった小峰先生(現在はお亡くなりになりました)と、私の大先生でもある真言宗の僧侶、羽田先生のお二人です。私もお寺に通って個人伝授していただきました。
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占いの多くは”統計学”であり、大きく3つの分類に分けることができます(イタコさん、シャーマン、霊視などは除きます)。
「命・相・卜(めい・そう・ぼく)」
といいます。
【命】=誕生日や出生地を使った占い(宿曜・四柱推命・西洋星占術(星占い)・九星気学ほか)
持って生まれた運勢。宿命。運命に沿った生き方をした方が楽であり、マイナスを乗り越えることで、切り開く(変えてゆく)こともできる。
【相】=手相・姓名判断・人相・家の風水
今現在どのような状態にあるか、”様相”から判断する占い。
”今”を占う的中率はかなり高いが、過去が刻まれ、未来は変化もする。生き方が変われば、顔つきも変わりますよね。
また、風水など、先に相を変えることで、運勢をよくすることが出来るものもある。
【卜】=おみくじ・易・タロットカードをはじめカード占い 他
偶然の中に真実あり。
おみくじなどは、偶然引いたように思えます。しかしながら、偶然なんてものはこの世に無く、偶然こそ必然であり・・・という、禅問答のような話ですが(笑)
おみくじも、年末まで持っていると、案外「当たっていた」という事は多いもの。自分にとっての”当たるお寺”を見つけてみるのも良いでしょう。
”卜”の占いというのは、3ヶ月〜半年後(最長でも1年)ではありますが、未来がわかる占い。不思議と当たっているのです。卜の占いが外れた場合、それは占い師の読みが足りないという事。日々鍛錬です。
私はこれまで、様々な占いを学んできました。
宿曜・
九星気学/傾斜法(運勢・吉方位・開運旅行・インテリア風水ほか)・
姓名判断
手相(再勉強中)
易(周易)
リーディングカード(タロットに似たカード)
これらは先生について個人伝授してもらった占いで、その他にも独学で勉強した知識もあります。
占いには、それぞれ得意分野があります。
また、人には複数の運気が流れています。一つの占いで大きな判断をするのは、危険だと思うこともあります。
どんなご相談にも対応できるよう、
そして、
相談してくださった方の人生をミスリードしないよう、幅広い占術を学び、現在も実践と新たな学びを深めています。
また、占いは常識があってはじめて”使える占い”になると、私は考えています。
現実に優先すべきことや、ご本人の希望を最大限に聞きながら、ご相談に乗って行きます。