初めまして。宿曜星占術の占い師、松岡可憐(かれん)です。
占い好きのごく一部の方にしか知られていないなんてもったいない!
宿曜星占術について・開運や生き方について・恋愛結婚・ひとり起業家サポート・家族の話を中心に発信していきます。
宿曜星占術とは?
宿曜占星術はインド星占術を起源としています。
インドから中国に渡り、真言宗の開祖で知られる空海が日本に持ち込んで、密教のお坊さんの間で伝えられてきました。
お坊さんが占い?と思うでしょうか。しかし西洋医療が浸透する前、占いは医療の役割を担っていました。
「占いで診断して祈祷で治療する」
体の不調を感じたら占い師(祈祷師)に訴え、治してもらうのが当たり前だったのです。
かつての日本には陰陽師で知られる「陰陽道」と「宿曜道」、ふたつの占しかなかったとされています。
江戸時代に入り、宿曜は「計算方法に誤りがある」という噂が広まって一気に廃れてしまいます。しかしその的中率の高さから、
- 織田信長が敵対する武将との相性を宿曜占星術で占って戦いに臨んだ
- 徳川家康は宿曜を使い、 豊臣家を滅亡させるために豊臣秀頼の正室として(相性の悪い)孫娘の千姫を嫁がせた
- あまりの的中率の高さから政府が宿曜の使用を禁じた
なんて噂まであります。
現在の宿曜は、昭和に入って再び研究されたもの。
宿曜には主に2つの流派がありますが、私の先生はお坊さんです。1年以上かけてお寺に通い、個人伝授していただきました。
そんな歴史のある宿曜ですから、生活に自然に浸透して、皆さんが知らずに使っているものもあるんですよ。
例えば「七五三は11月15日に祝う」と何となく思っていますよね。
これは宿曜による日の吉凶を使ったもの。
旧暦の11月15日は宿曜では必ず「鬼宿(きしゅく)の日」に当たりました。鬼の日というと怖そうですが、実は「鬼がいない日」なのです。「鬼の居ぬ間に子供の成長をお祝いしよう」というのが七五三です。
旧暦を元にしているので、今のカレンダーとはズレがあります。2019年のオリジナル七五三カレンダーを作りました。最後にページへのリンクを貼っておくので、七五三を迎えるお子さんがいらっしゃる方は、ぜひ参考にしてください。(※2020年版も作成中です)
宿曜星占術の特徴
個人鑑定を聞いてもらうと分かりますが「今はこんな時期」「この頃にはこんな事があったのでは?」ザックリした所もありますが、多くの人が生まれながらにして持つ運気に時に振り回され、時に忠実に生きています。
開業にオススメの日、プロポーズにオススメの日、フラられた元彼に連絡を取るならこの日、引越しはこの日など、ピンポイントでお伝えできるのも宿曜の特徴。
また”人との相性では右に出る占いはない”と言われ、「今は良いけど後々面倒なことになる」ようなケースこそ占い師として腕のなるご相談です。
恋愛結婚では占いに振り回されて気持ちを見ないのは良いことではありませんが、夫婦仲が悪ければ「なるほど」と思いますし、問題点が見つかれば解決策を立てられます。ビジネスで、トラブルが見えている人と手を組むことも避けたいですよね。実際の占いでは、白黒ハッキリしてるケースばかりではありませんが、
「良い人だけど仕事では関わっちゃダメ」
「縁が深いけど傷つけあうパートナーっている(別れなさいとは言いませんが覚悟は必要)」
人の良さや縁の深さと相性がイコールではない所がポイントです。
長くなりました。
性格占いや27の分類と月との関係について、その②に続きます!
