明るい未来とツナガル占い!
宿曜星占術・占い師の可憐(かれん)です。
宿曜を、占いを知らないなんてもったいない!
占い好きのあなたにも、占いは信じない派のあなたにも面白く読んでもらえる情報を発信していきます。
「宿曜星占術とは?前編」では、宿曜占いの始まりと、日本人との関わりについてお話ししました。

後編の今日は、宿曜の分類・27宿と占いの活かし方についてお話します。
宿曜・27宿と月の運行
宿曜占いは月の運行と7つの惑星、皆さんもよく知っている12星座を中心に運勢を読み解く占いです。
12星座に”〇〇座”と名前が付いているように、宿曜では自分の星を「宿(しゅく」と呼びます。宿はどのように決まるのか?見ていきましょう。
はじめに12星座と天体の解説からしていきます。
まず。
地球は毎日1回転(自転)しながら、1年かけて太陽の周りを公転しています。
↑この↑本当の天体の動きではなく、地球を中心に見た太陽の通り道を「黄道(こうどう)」といいます。
地球のある地点に立って、定点カメラで毎日同じ時刻に太陽の位置を観察し続けると、太陽は1年かけて、同じ場所に戻ってきます。
この黄道上に存在する星が12星座です。太陽は「やぎ座の次は水瓶座。水瓶座の次は魚座」と星から星へ旅するように移動していきます。生まれたとき、太陽がどの星の駅にいたかが、あなたの星座です。
太陽の黄道に対して、月の通り道を「白道(はくどう)」といいます。月は27.32日かけて元の場所に戻ってきます。
白道を27に分けて、それぞれの場所に名前をつけたのが宿曜の27宿。月の宿(やど)だと考えるとわかりやすいでしょうか。27日で1周するので、月のやどは毎日変わります。
かつての日本では、月の動きを基にした暦(こよみ・カレンダー)が使われていました。しかし月の周期だけで暦を作ると、実際の季節との間にズレが出てきてしまいます。
そこで数年に1度、暦と季節のズレを調整するために「閏月(うるうづき)」を挟むのが、宿曜で使われる”旧暦”カレンダー。例えば5月が2回とか10月が2回廻ってくる年があるんです。
占いのとき、ラッキー期とうるう月が重なると嬉しいですが、アンラッキー期とうるう月が重なると「ツライ…長い…」と感じます(苦笑)
宿曜には27宿があり
月の動きと暦に関連している
と理解してもらえたでしょうか。
宿曜の”曜”とは?
宿曜の「宿」について見ていきましたが、では「曜」は何かと言うと
”曜日”です。
一気に身近になりましたね♪
日本では性格占いとして「血液型占い」を信じる人って多いですよね。占いをそれほど信用しない男性でも「血液型何型?」と聞く場面を自然に見かけます。
しかし海外では、血液型よりずっと信用されているのが「曜日占い」。初めて知り合った人に「何曜日生まれ?」と聞くのは自然なんだとか。アジアの国でのメジャーかもしれません。
さて。
生まれた曜日もまた天体(=星)が関係しています。
太陽(日)と月。木・火・土・金・水の5星で成り立つ七曜です。
宿と曜の組み合わせが性格占い&基本となりますが、実際の鑑定では12星座を始め、様々な生年月日の秘密をよみ解いていきます。
占いって、基本部分より、組み合わせによる変化の影響が大きかったり奥深かったりするんです。占いの組み合わせの妙だけでなく、生まれ育つ環境やDNDとの変化(ケミストリー!)が人生を面白くするのかもしれません。
宿曜星占術で何が占えるの?
宿曜占いで特に当たると言われるのが
①個人の性格や得意不得意など生まれながらにして備わったキャラクター
②人との相性
③その時々の自分にどんな運勢が訪れているのか
”生まれながらにして備わった性格を活かした生き方をする” ”人生の歩みの中で、良いタイミングで動き、悪いタイミングでは時が来るまでじっと待つ”ことができれば、生きるのはグッと楽になります。
私は宿曜以外にも姓名判断や手相をはじめ、占いの中でも歴史があり、多くの統計に基づいた占術を学びました。生まれながらに備わった運勢、現在の運勢、未来について・・・占いにはそれぞれ得意ジャンルがあり、また複数の占いで同じ結果が出ればそれはほぼ「間違いない」と確信できるからです。
数ある占いの中で、「人との相性」では宿曜の右に出る占いはないとも言われます。
あなたも知らない貴方について、ぜひ聞きに来てください。
