こんにちは。
占い師の松岡可憐です。
今回は宿曜星占術ならではの表現
破門(はもん)と建門(けんもん)
についてお話しします。
破門とは?建門とは?
宿曜鑑定で必ず出てくる言葉に「破門と建門」があります。
一言でいえば、
破門は「苦手・アンラッキー」
建門は「得意・ラッキー」
二言でしたね(笑)
個性を見る時は「その人にどんな才能があり、社会の中でどのように活かすと良いのか・どんなことが苦手なのか」
運勢を見る時は、
破門はアンラッキー期・新しいことを始めるのは厳禁
建門は反対のラッキー期・スタートに適している
というの基本なのですが・・・。
破門が悪いことばかり、建門が良いことばかりかというと、そう単純でもありません。
破門の時はやはりツラく、苦労があります。
しかし、破門の時の苦労はのちの学びにつながっていることも多い。事前に分かっていれば、
破門の前に気がかりは終わらせておこう
何か起きても慌てずに対処しよう
と準備や心づもりが出来ます。
一方で建門の時はとにかく勢いがあります。
何のラッキー期かは人によって違いますが、
「○歳〜○歳までが建門でしたよ」と伝えると、皆さん
「今までで一番楽しかった時期だ!」
「あ〜わかる!」
とおっしゃいます。
稀に調子に乗りすぎて周りが見えなくなり、建門が明けてすぐ離婚や失敗体験をする人。建門にイタズラをする星が入っていて、良い意味が消されてしまう人もいます。
勢いのある時こそ謙虚な姿勢と、
健康であること
が大切なのです。
悪運期には、破門以外に「空亡」があります。
空亡は宿曜だけでなく、東洋の誕生日占いで広く使われており、
「天冲殺(てんちゅうさつ)」
「大殺界(だいさっかい)」
とも呼ばれます。
空亡に当たる時期は、有名な占い師さんの決め台詞よろしく
「最悪!あなた死ぬわよ!」
と考えると恐ろしいですが(^^;;) 本来は「休息の時」だと考えれば、もう少し穏やかな気持ちで迎えられるんじゃないでしょうか。
開業や結婚など大きなタイミングでは、空亡の時期は避けるようお伝えします。
そうは言っても、今しかない!って場合もありますよね。
例えば妊娠をきっかけに結婚が決まったのに、「時期が悪いから数年は籍を入れない」というのはおかしな話です。空亡で結婚しても、添い遂げる夫婦はいますから。
ただ、宿曜で破門の時期に結婚したカップルは、1度は別れの危機を迎えると考えた方が良いでしょう。
実は私自身も、夫の破門の最中に結婚して離婚に至っています。結婚した時は占いの「う」の字も知らなかった私ですが、元夫との相性を知った時は納得しすぎて「むぅ・・・」と唸ってしまいました(笑)
占いを通して、あなたの弱みや本当に向き合うべき課題を見つけ、光に向かって進む。
八方塞がりこそ開運のチャンスです。
悩みに寄りそい、あなたの決断をお手伝いします。
それでは今日も健やかな1日を。

