こんにちは。占い師の
2020年・七五三お参りカレンダーを作りました。
七五三のお祝いは、宿曜星占術に基づいて日にちが決められたと言われています。
ぜひ参考にしてください。
【目次】
*七五三の由来
*七五三を11月15日にお祝いする理由
*七五三お参りカレンダー
*【受付中】七五三子育てプチ鑑定
七五三とは?儀式の由来
医療が発達していなかった時代、「7歳までは神の子」という言葉があったほど子供の死亡率は高く、健やかな成長が当たり前ではありませんでした。そこで、子供の無事の成長を祈って様々な儀式が執り行われました。
3歳の春に髪を伸ばし始める「髪置(かみおき)」(平安時代は男女ともに3歳までは坊主頭で過ごした)
5歳で初めて袴を身につける「袴着(はかまぎ)」
7歳で、それまで腰ひもを巻いて着ていた着物を帯で結ぶ「帯解(おびとき)」
それぞれ別の行事として宮中や公家だけで行われていましたが、江戸時代に武家や豊かな商人に広まり、明治時代になると「七五三」として1つのイベントにまとめられ、庶民にも広がっていきました。
七五三を11月15日にお祝いする理由
七五三を11月15日にお祝いする理由は諸説ありますが、中でも有力なのが宿曜星占術を起源とする説。
かつての日本では月の満ち欠けを使った「旧暦」というカレンダーが使われていました。旧暦の11月15日は、宿曜星占術では必ず”鬼宿(きしゅく)の日”にあたります。(満月の日でもあります)
鬼が宿る日というと怖そうですが、実際は「街に鬼がいない日」なんです。子供のお祝いは鬼の居ぬ間に、ということでしょう。
徳川綱吉の息子、徳松の健康を祈った日が広まったという説がありますが、これこそが宿曜の「鬼宿」の日を選んで決められたもの。徳川家は宿曜を使って日の吉凶を判断し、敵の武将の性格判断を行って戦いの戦略を立てるなど、深いつながりがあるんです。

また、”11月”という月に意味があるという説もあります。収穫を終えるタイミングで、作物を捧げて実りに感謝した説。
旧暦のこよみは、冬至の日(1年で最も日が短い日)が含まれる月を11月と定め、そこから暦を作っていた。また、月の満ち欠けのカレンダーである旧暦では15日は満月の日。暦の基準月である11月の、豊かに満ちた満月の日が、成長を祈る儀式の日に選ばれた説。
いずれも、日の選定には旧暦が使われています。
2020年の旧暦11月15日は今年のカレンダーでは
12月29日火曜日
着物1枚で出歩くには寒そうです(^^;;)
2020年10月・11月 七五三お参りカレンダー
2020年秋の鬼宿の日をはじめ、吉祥日を組み合わせた七五三カレンダーを作りました。一緒に、ワタシがその日が持つパワーから感じたイメージも掲載しています。
七五三のお祝いにお役立てください。
※開運・吉祥日の用語がわからない場合、毎月の開運カレンダーに解説があるので併せて読んでみて下さい。

10月
○10月2日(金) 大安・満月
大安・満月の日。神事・祭礼・お宮参りに適した吉祥日です。
真面目で安定感のあるイメージの1日。
◎10月8日(木) 鬼宿の日+大安
平日ではありますが、鬼宿の日で10月の七五三のお祝いに適した日です。
ほがらかで健やか。笑顔満開なイメージの日です。
○10月9日(金) 一粒万倍日
総合運よく、神事・祭礼・お宮参りに適した吉祥日。
個性的な才能あふれるイメージの日です。
◎10月10日(土) 先勝
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。午前中から出かけられると、なお良し。
安定感のある、”発展の日”のイメージです。
◎10月11日(日) 友引
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。
困難を押しのけて進む、パワフルさのある1日。
10月18日(日) 一粒万倍日・仏滅
大安や仏滅などを総合して”六曜”と言います。多くの人が気にするので書きますが、それほど大きな影響は無いと考えられます。六つのパターンを常に同じリズムで繰り返しているからです。それだけに、分かりやすく、普及したのかもしれません。納得して行動することが大事なので、ご自身やご家族に気にする人がいるなら別の日からお選び下さい(^-^)
10/18は、仏滅を気にする必要はありませんが、他の要素を見ても”大吉祥日”というほどではありません。良い要素もありますから、不安に思うことは無いでしょう。あまりダラダラ外で過ごさず、お祝いが済んだら家でゆっくりして下さい。前日の17日より、18日の方がオススメ。
個性に満ちたイメージの日。
10月23日(金) 先負
10/20〜土用期間(=不安定)に入っていますが、土用のマイナスパワーが働かない”土用の間日(どようのまび)”であり、その他にも良いパワーのある日。
お詣りは午後に出来ると、なお良し。
困難を押しのけて進む、パワフルさのある1日です。
10月24日(土) 仏滅
10/18にも書きましたが、仏滅は気にしなくて大丈夫。”大吉祥日”というほどではありませんが、マイナスな要素もないので悪くはないでしょう。翌日の大安より、24日をオススメします。
穏やかなイメージの日。
◎10月31日(土) 大安・満月
10/8の鬼宿の日に次いでオススメの日で、10月の休日で最上級の吉祥日。土用の間日で、不安定さもありません。
神事・祭礼・お宮参りに良い日。堅実で、祝福ムードあふれる1日です。
11月
◎11月1日(日) 天赦日
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。午前中から出かけられると、なお良し。
滞りのない、おめでたい1日。
◎11月3日(祝) 友引
神事・祭礼・お宮参りに適した吉祥日。とても良い日です。
安定感のある、”発展の日”のイメージ。
◎11月4日(水) 先負
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。土用の間日(まび)のため安定感もあります。お詣りは午後にできると、なお良し。
困難を押しのけて進む、パワフルさのある1日。
◎11月5日(木) 鬼宿の日・仏滅
10/18にも書いた通り、仏滅は気にしなくて大丈夫。古来から七五三のお祝いに用いられた鬼宿の日です。
ほがらかで健やか。笑顔満開なイメージの日。
11月7日(土) 赤口
秋の土用(不安定期)がようやく明けました。”大吉祥日”というほどではありませんが、マイナス要素が少なく、穏やかな1日となりそうです。
11月の福を司る日。
○11月8日(日) 先勝
総合運よく、お祝いに適した良い日です。午前中から出かけられると、なお良し。選べるなら、前日の7日より8日(日)の方がオススメです。
勢いのある、おめでたい1日。
◎11月14日(土) 一粒万倍日・先勝
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。午前中から出かけられると、なお良し。
滞りのない、おめでたい日です。
◎11月15日(日) 一粒万倍日・新月・仏滅
今年は11月15日が日曜日なので、この日にお祝いする人は多いでしょう。様々な吉祥が重なっています。10/18に書きましたが、仏滅は気にする事はありません。
個人的には、前日14日の方が”よりオススメ”。もちろんこの日も良い日です。
堅実な華やかさのある1日。
◎11月17日(火) 天赦日
お祝い事、神事・祭礼・お宮参りに適した吉祥日。
困難を押しのけて進む、パワフルさのある日です。
11月21日(土) 仏滅
総合運よく、お祝いに適した良い日です。仏滅はあまり気にしなくて大丈夫。選べるなら、翌22日より21日(土)がオススメ。
神様からの祝福を受ける1日です。
11月27日(金) 一粒万倍日
総合運よく、お祝いに適した吉祥日です。仏滅はあまり気にしなくて大丈夫。
11月の福を司る日。
○11月30日(月) 満月・先勝
総合運よく、お祝いに適した吉祥日。満月の日でもあります。
穏やかで優しいイメージの日です。
【おまけ】
◎12月2日(水) 鬼宿の日・先負
古来から七五三のお祝いに用いられた鬼宿の日。昔は12月にお祝いをしていました。季節的には寒いと思うので、インナーにヒートテック肌着を着るなど、防寒対策をして行って下さいね。
真面目さとほがらかさを兼ね備えた日です。
七五三の由来を踏まえたお参りにおすすめの日を掲載しましたが、上記以外の日が悪いという事では決してありません!
変えてはいけないものもありますが、文化や風習は時代とともに変わっていくもの。家族でお子さんの成長をお祝いする気持ちが一番です。皆様で、佳い1日をお過ごし下さい。
【受付中】あなたのお子様だけの七五三カレンダー&子育てプチ鑑定
一般的な吉日と、個人にとっての吉日は違います。
お子様の運勢を踏まえ、ご家族の予定をお聞きした上で(「10月後半〜11月の予定」「平日が良い」「土日が良い」など)、七五三のお祝いに最適な日を鑑定します(急な予定変更も考慮して、数日ピックアップします)。
お子様とご両親のお誕生日をお伺いした上での「占いプチ鑑定付」。通常鑑定は1相談1万円〜ですが、お祝い価格で鑑定いたします。
鑑定方法:zoomやLINE電話によるオンライン鑑定orメール鑑定
料金:お子様1名+大人2名まで3,200円
(大人子供にかかわらず、1名追加につき3,000円プラス)
支払い方法:ゆうちょ銀行への振込み・クレジット決済(paypal)・LINEのワリカン機能
入金が確認でき次第鑑定に入ります。メールの場合3日〜1週間以内に鑑定。急ぎの場合、通話鑑定をお申し込みください。
小さなお子さんの占いは、将来どんなお子さんになるんだろうといつもワクワクします。子育ての不安が解消されることを願いつつ、大切に鑑定させていただきます。
▼鑑定サンプル|2019年・赤西仁さんご夫妻とお子様の鑑定▼

▼お気軽にお問い合わせください▼


